2006年07月05日

会社は誰のもの?

ガバナンス論の課題のエントリー。

Theme06:会社は誰のものか
(1) 会社は筆頭株主のもの
(2) 会社は株主全員のもの
(3) 会社は経営者(取締役会あるいはCEO)のもの
(4) 会社はそこで働く従業員(社員)のもの
(5) 会社は社会全体(あるいは市民)のもの


私の考えは、(5)に近いです。
その会社の「関係者」のもの、という方が自分にとってしっくりくる意見。

<会社関係との観点>
 私は、社会全体 or 市民 というのは、株主も、そこで働く従業員&経営者を含むと自分は思っているのです。そして、市民である消費者も、その会社のサービス・商品を消費することで会社に関わっていると、考えられます。
(消費者に、会社を支えているという意識があるかは別ですけど。)
 かといって、社名すら知らない市民が、会社のものと言えるのか。個人的には言えないと思うので、「会社は、市民(会社の関係者)のもの」かな、と思う。

<会社に与えるインパクト>
 もちろん、直接的に働きかけられる力は、筆頭株主が一番強い。
 実行力は、経営者なる責任者が一番強い実行力を持つ。

 とはいえ、他の株主や、従業員、消費者なる市民がボトムアップで、実行者に伝える方法がないわけではない。もちろん、赤尾氏のご指摘(コメント欄)があるとおり、途中で意見が捻り潰される可能性は捨て切れませんが。
 たとえば消費者には、「お客様の声をお聞かせください」という形で経営なり、サービスに口出しすることができる。
 他の株主、従業員は、社長や責任者などの実行者に接しているだけに、直接言うことも難しいかもしれないが、意見を言うことは不可能ではない。
 経営のメインラインを変えることはできないにしても、細やかな部分の会社経営を変えることはできる力を持っている。

 ご指摘があるように、理想論であることは承知しています。とはいえ、会社に関係しているしていることで、会社にインパクトを与えることができるわけです。意識していない、しているに関わらず。インパクトを与えられる会社の構成員・関係者こそ、「会社は自分たちのもの」といえるのではないでしょうか。
だから、私は「会社は、市民(会社の関係者)のもの」だと思います。
posted by cloud at 22:19| 静岡 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | ガバナンス論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本の企業(大多数を占める中小企業)の経営の特質が「家族主義的経営」にあることはご承知の通り。日本だけではないですね。家族ぐるみの付き合いを重視する諸外国でも似たり寄ったり。不特定多数の「消費者」はともかくとして,「お得意様」の意見は企業にとって無視できません。

株式を店頭公開していない中小規模の企業にとっては,(4)と(5)の複合が,最も実勢に近いのかも。
Posted by 赤尾晃一 at 2006年07月06日 17:13
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