2006年07月07日

ガバナンスについてわかったことと、わからないこと

ガバナンスについて、分かったことと、分からないことに、ついて。。。


@ガバナンスについて分かったこと

 とりあえず、ガバナンスは、「新しい合意形成・意思決定の形」だと思っている。

 この合意形成は、決定の過程に大きな特徴がある。

 今までの、トップダウン式の合意形成・意思決定は、一人 もしくは 限られた小数の権力者 のみが、意思決定に関わることができ、限られた人物の決定が全員の決定とみなされていた。決定の過程に、関係者であっても、その意思決定に関わることは基本的にできない。

 一方、ガバナンスは、関係者全員に合意形成に関わる権限が与えられる。つまり、幅広い意見・少数意見を合意形成・意思決定に反映させることが不可能ではなくなった。

 要するに、ガバナンスは、合意形成までに関係者と話し合いをするという過程をはさむことができる。


 そして、実践するのは非常に難しい。 

 ガバナンス論演習で議論をしたときにしても、電子会議室の事例を知ったときも、成功例は非常に少ない。ただ、まねをするだけでは、ガバナンスによる理想的な合意形成は生まれない。


A分からないこと

 というか、ちょっと意見を伺いたいこと。

 先生方の目から見て、私たち学生が、吉田先生のガバナンス論演習で、上手く合意形成できない原因は何だと思いますか??(私たち学生に足りないものというのでしょうか。) 参加の熱意? 疑う心??(先入観に惑わされて、同じような答えが出揃った回がありましたよね?) 

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posted by cloud at 21:44| 静岡 🌁| Comment(4) | TrackBack(1) | ガバナンス論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
合意形成が不活性だった理由は,テーマに対する切実さや〈当事者意識〉が欠けていたことに尽きると思います。〈自発性〉を無視していたわけだから,当然なんですけど。ブログ演習も同じ問題が指摘できます。
Posted by 赤尾晃一 at 2006年07月09日 15:40
私も赤尾さんとほぼ同意見ですね。
結論から言えば無理もないというか。。。
Posted by さとう at 2006年07月10日 11:27
赤尾先生&さとう先生コメント有難うございます。

にゃるほどぉ・・・。
確かに。やや、遠い話でしたもんねぇ。身近度の高いテーマは、結構個性あふれる意見があったり、したのかな? まぁ、私たちにとって遠そうな話を知ることが出来たのは、いい勉強になったりしたわけですけど。


>ブログ演習も同じ問題が指摘できます

だから赤尾先生の演習では、プログラム制が一番活発にエントリーラッシュがおきたわけですね。どのテーマよりも一番多い気がする。(まさに、現在進行形で当事者意識が生まれているわけで)エントリーラッシュは最初だけだけど・・・。
最近の「会社は誰のもの?」エントリーラッシュは、コーポレートガバナンスの憂鬱による考えやすさ&最近の事件(ライブドアとか、村上ファンド関連の事件)の関心度&差し迫る締切という複合的理由によって活性化されているのかな??
Posted by cloud at 2006年07月10日 22:18
プログラム制については確かに意見は多かったのですが,まとめようという段階で尻すぼみ(^^;) 「恩恵を被るのはどうせいまの1年生だし。私たちはモルモットかよ」みたいな気分が感じられました。「今の3年生の話を聞いて,私たちにも恩恵を…」みたいな。「互恵主義」という点では,そういう認識は間違ってはいないと思いますが。
Posted by 赤尾晃一 at 2006年07月14日 20:21
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Excerpt: 「うまく合意形成できなかった→ガバナンスは難しい→ガバナンスは理想論だ」こんな流れが、しばしば見受けられます。 これについて、明日の議論を先取りして、少々論争的なエントリを。 私の授業の目的は..
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